【概要】

　超高齢化社会を迎え加齢に伴う認知機能低下は避けられない現状です。認知機能が低下しても住み慣れた地域で楽しく暮らすためには、家族や周囲の人からの温かいコミュニケーションと自助による健康管理が大切です。
　最近の報告では、オーラルフレイル（口腔機能が低下した状態）の予防が将来の認知症予防につながる可能性があるといわれています。また、オーラルフレイルや認知症の予防は、できる限り早い段階から開始することが重要です。
　この講座では、「第1回：心をつなぐ話し方！認知症と向き合うコミュニケーション」「第2回：元気の秘訣！認知症を防ぎ健康を守る口腔ケア」の2回シリーズで、認知症者とのコミュニケーションの基本とオーラルケアの基本を学びます。

第2回「元気の秘訣！認知症を防ぎ健康を守る口腔ケア」

講師：貝谷　敏子    （札幌市立大学看護学部・教授）

　　　奥村　由美恵 （看護学研究科看護学専攻 博士後期課程）

「オーラルフレイルと認知機能の関連」と「オーラルフレイルの予防方法」についての講義と、口腔や認知機能に関する簡単な自己評価（測定）を行います。

開催日：2024年10月19日（土）

時　間：9：30～12：00

会　場：札幌市立大学サテライトキャンパス　（札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45ビル 12階）